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今回の映画。 ずっと観たかった映画。 『ダーウィンの悪夢』 2004年に公開されたドキュメンタリー映画。 グローバル経済の引き起こす現実を描きだしている。 余談ですが・・・ ************ 社会派ジャーナリストだった、 マイケル・フランシス・ムーア監督の映画 『ボウリング・フォー・コロンバイン』 の中にも一部出てくるのですが・・・アフリカの貧困と、欧米の富裕は何故起こるかの仕組み。 劇中では、アニメ解説で登場します。 こっちの映画のテーマは、銃社会アメリカとそれを生み出す恐怖の再生産について描かれています。 でも、【仕組み】が同じなのです、世界の経済力の力関係というか、 欧米が、アフリカの大地を自国のいいように扱って、荒廃させたことが・・・。 とっても勉強になります。 ************ ・・・戻ります。 ちょっとここで背景から、 「ビクトリア湖の悲劇」 アフリカ最大のビクトリア湖は、約400種類 の固有種が生息、研究者たちに「ダーウィンの箱庭」と呼ばれるほどの 「生物多様性の宝庫」と言われていた。 そこへ、外来種のしかも、草食魚しかいなかった湖に、肉食魚を放流した ことによる悲劇が起こる。 「ビクトリア湖の悲劇」と呼ばれるナイルパーチ(スズキ)の事例は、微妙なバランスで 維持されてきた生態系に、ナイルパーチのような生態系の頂点に君臨する巨体の肉食魚を 持ち込んだ場合、琵琶湖の100倍もの面積をもつビクトリア湖でさえ、在来の生態系に 壊滅的な打撃を与えることを示している。 詳しい記事の載ってるサイト⇒http://www.asahi-net.or.jp/~jf3t-sgwr/inyushu/nairuparthi.htm ※ナイルパーチは、 「スズキ目」・アカメ科に属する魚の一種。 アフリカ大陸の河川や湖に生息する大型の肉食の淡水魚である。 日本でいうとこの、琵琶湖のブラックバス、ブルーギルの放流と同じ事例です。 ************ で、皆さん・・・この話、欧米、アフリカの国だけの話ではないのです。 日本の外食産業が、大きく要因として、関わってくるのです。 おぉ〜こわっ! 「知らない」とは、なんと罪深い。自分もですが。 ************ ドキュメンタリーフィルムなので、全て、当事者達の語りで編集されています。 ◎ビクトリア湖の漁師の話。 ・川にはクロコダイルもいて命をはった漁。 ・農業を捨てて、食べて行くために、この湖に来て、漁に出るようになった。 ◎輸出の魚を運搬するパイロットの話。 ・行きは空で来て、帰りに500tもの加工した魚を、毎日欧米に(ここでは仏)運んでいるという。 ・仕事にありつけるので、村の子もパイロットになりたいと言って、親も賛成している。 ・来ては、地元の売春婦を相手している。 ※初めは空で飛んできたと言っていたのですが、別のパイロット、空港関係者の話になってくると 実は、コンゴ、アンゴラ、ザイールの内戦地域への、武器の輸出に(ここを経由し、隠れ蓑にして) 利用されていることが解ります。 でも、当事者のパイロット、村の加工所の人達は、そんなこたぁ〜知りません。 だから、欧羅巴は、ここの湖周辺に、資金援助をしたり、輸入を止めない。 輸入を止めて、支援だけすれば、悪のスパイラルは、無くなるのに・・・という村の人もいました。 (この人、頭良い・・・自分たちの現状把握もできて、よく勉強しています。) ◎加工工場の責任者の話。 ・とにかく、魚を売れるように加工して輸出している。 ・村に大量の雇用先ができ、仕事ができ、食べていけるようになった。 ◎売春婦の話。 ・村にエイズ(HIV)が蔓延してて、夫を病で失くし、生きていくためにこの仕事をしている。 ・DVなのどの、暴力、暴行のリスクを背負っている。 ・・・等々、当事者へのインタビューで、話しが展開します。 それぞれの立場の行ってることは、解るのですが、人々の酷い暮らしと現実は、かけ離れていて・・・。 初めは、潤った湖周辺の村も、草食魚の激減で、藻が繁殖し。水質が悪くなっていきます。 村に仕事を求めて、人が集まるのですが、貧しさから、暴力が横行し、エイズも蔓延して、 そんな病で両親を亡くした、ストリートチルドレンも多いのです。 梱包材を模した毒ガスを吸って、眠る・・・現実と恐怖から逃れるために。 (シンナー、麻薬をすって逃避する若者と同じです。) 魚が、出荷用に工場に一括買い上げされ、加工されるので、【高値】になって、地元が飢饉でも、 地元の人は目の前にあるのに、高価な魚で、食べられません・・・。 どんどん、悪のスパイラルの中に巻き込まれていきます。 実際、欧米は資金援助するんですが、市民は潤わず、どんどん貧しく、心も荒み、生活はボロボロです。 加工所から出る、魚のアラをトラックいっぱいに、村へ返送。 そこでは、頭を切って、油で揚げて二次加工・・・いえ、蛆の湧いた不衛生なものが、 街で売られるのだそうです。 食べる物がないので、少ないお米(多分、配給品でしょう)も、取り合い、殴り合いになって・・・。 腐った魚から発せられる、アンモニアによる、結構被害(ここでは、失明した女性が・・・)も。 村で病気になったら、まずすることは・・・。 しんどい体をひきづってでも、自分で歩いて(バスなどに載りますが)里に帰ること。 何故なら、死体の運送代は高額で、身内に迷惑になってしまうから。 生きている内に、移動するのだそうです。 ・・・そこかしこで、酷い有り様です、なのに! TOPのワークショップ形式の会議では・・・ 大臣が、 「悪い事ばかりを見せては、我が国の心象が悪くなります」 とかなんとか。 「湖もモノ出てない綺麗な場所は、まだまだあります!みてください」 だって。 アフリカ大陸は、「人類発祥の地」なのです。 アフリカの中心、ナイル川の原泉である、巨大な「ビクトリア湖」なのです。 あの、ピラミッド創造文化も育んできた、素晴らしい川の源なんです。 世界的に重要な場所である、ハズなのにねぇ〜。 そして、村の子供たちの希望は「勉強がしたい」その理由は、仕事に就けて、給与も学校出ていると高いから。 「戦争になったら、あなたは人を殺しますか?」 というインタビュアの問いに、 「おれは、戦争は怖くない、それに、戦争とは殺戮するものさ」 と、最期に クールに答えるシーンで終わります。 ************ 平和を。平和を。と言ってるのは、戦争に支援してる先進国の人間ばかり・・・というところでしょうか。 色んな【組織】は、【利益】を追求しますが、それによって起こる【悪の連鎖】まで想定して、 利益を活用しないと・・・どんどん、世界は荒んでいってしまう・・・。 商船漁業による魚の乱獲しかり。 海老の養殖による、森林伐採の激増に、津波災害の被害拡大しかり。 ぜぇ〜んぶ、原因も、被害も、人間が、人間に行っていることだなぁ・・・って。 ある意味で、弱肉強食のピラミッドの頂点にいる人間は、 医療の進化で、人口増加しすぎて、地球のバランス壊しているよなぁ・・・。 その、責任を、個々が持たない限り、崩壊へのカウントダウンは止まらないんだろうなって。 お正月から、重ぉ〜い映画観ちゃって、後味が悪いんです。(苦笑) 長い退屈な文章を、(あ、いつもかな?笑)最後まで読んでくださって、ありがとうございました。 (感謝☆) |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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何時も長文を良く調査整理されて発表する努力に |
kunityan 2009/01/06 21:00 |
kunityanさんへ。 |
manta-kun 2009/01/06 22:09 |
ご無沙汰してます とうとう前のが壊れて年末年始さっぱりでした |
トシちゃん 2009/01/07 21:01 |
トシちゃん!!! |
manta-kun 2009/01/08 07:48 |
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